キーロガー(keylogger)とは
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キーロガーとはキーボードからの入力を監視し、ログとして残すソフトのことです。
キーロガーの従来の目的は、ソフトウェアのデバッグ(テスト)などに用いられてましたが、近年ではクレジットカードの番号やパスワードを収集することを目的として第三者に知られないように仕掛けられるようになりました。
2005年頃までは、クレジットカードなどの金融関係のデータを盗むことを目的として仕掛けられることが多かったのですが、最近ではオンラインゲームのID、パスワードを盗まれる被害が続出してます。
キーロガーから身を守るには、現状では自己防衛しか手段がありませんので、最低限の防衛手段を身に付けましょう。
安易にURLをクリックしない
掲示板などに書かれたURLをクリックしないようにしましょう。
最近ではこのパターンでキーロガーが自身のパソコンにインストールされる被害が増えています。したらばなど、不特定多数の方が利用する掲示板などに書かれたURLをクリックする必要はないと思います。リンク先のサイトに何が書かれているのか知りたいという好奇心はあるかもしれませんが、クリックしないことが一番簡単にできる自己防衛手段です。安易にクリックしないようにしてください。
ウィルスセキュリティソフトを導入する
ウィルスセキュリティソフトをインストールしてください。
ウィルスセキュリティソフトを導入することで、大半のキーロガーから身を守れると言っても過言ではありません。もちろん、キーロガーだけでなくその他のコンピュータウィルスからも守ることができますので、必ずインストールするようにしてください。
最近では、無料のセキュリティソフトなどもありますが、安価なソフトや、数日間〜数ヶ月の間、試用することができるソフトもあります。まずは無料のお試し期間があるソフトをインストールしてみてください。
第三者にID、パスワードを教えない
どんなに信頼している人でもID、パスワードを教えてはいけません。
信頼のある人だから教えても悪用されないだろうと、教えてしまったことがある人もおられるかもしれませんが、教えたその相手がキーロガーに感染してしまっている可能性があります。
教えた人が悪用しなくても不可抗力で被害に遭う可能性は否めません。絶対に教えないようにしましょう。
定期的にパスワードの変更を行う
パスワードの変更を行うことにより、被害に遭う可能性が低くなります。
キーロガーはソフトウェアタイプの物だけでなく、ハードウェアタイプの物もあります。自宅のパソコンに第三者がキーロガーを仕込むことは考えにくいのですが、ネットカフェなどにキーロガーが仕掛けられている可能性もあります。ネットカフェを利用した場合はパスワードの変更を行うように心がけてください。
